介護にまつわる事件から、考えたこと。

いろいろご報告すること、

したいことが

ありありなのですが、

本日は、
 
ここ数ヶ月、

ず〜〜〜っっと
気になっているニュースを。


メルマガでも
ご紹介したWEBニュース。


このニュースご存知でしょうか?


【衰弱死した母親を、

スーツケースに入れてびわ湖に遺棄した事件。】


■ 衝撃事件の深層 (産経WEST 2015年9月5日)
「介護ができない」と噂されたくなかった娘の見栄、断罪


http://www.sankei.com/west/news/150805/wst1508050003-n1.html


薬剤師として病院に勤めながら、

施設に入居する父、

ほぼ寝たきりの母の介護を

ひとりで続けてきた女性。


介護と仕事の
両立に行きづまるなか、

病院、施設だけでなく、

介護サービスを利用”しなかった”

結果、
母親は低栄養で死亡。

その後、遺体を遺棄した事件。



■ 自分の体験と重なって、苦しい気持ちになる事件

Facebookでこの記事をご紹介したら、

たくさんの方からメッセージが入りました。

「家族介護者の支援が足りないから!他人事ではない!」

「罰して、なんの解決になるのか!?」


そして、

「医療従事者として介護、医療の知識はあったはず!」

「どこに相談すればいいかもわかっていたはずだから、適切な対応しなかったことは罪が重い!」

という声。


この事件を通じて、

たくさんの方が

さまざまな気持ち、

心が揺れておられるのがわかりました。


わたしは、

医療、介護の現場で

理学療法士として働きながら家族を介護していた
自分の体験と重なって、

この事件の報道を聞くたび、

「わたしも、同じことをしたかもしれない」
 
 
そう感じて、
心がどんよりと重たくなっています。



■ この事件を通して、思い出したこと

何年か前、
母の担当だったケアマネさんの言葉を思い出しました。

「できることと、することを分けてもいいんですよ」


「きょうこさん、理学療法士としての知識と技術がある。」


「だから、できることたくさんあるし、
 だからこそ、ご家族も今の生活を保ててきた」
 

「でもね、”できること”だからしなきゃ!
 ってがんばって無理している面もあると思う」


「できないことを人に任せることはもちろん、
 できることも、人に任せる勇気を持ってほしい」


この言葉をもらった当時、

「え?できるから、普通にしているだけなのに」

と思いました。


でも、

介護の燃えつきを体験した今、
 
このメッセージの意図が
少しわかるようになりました。


家族の前では、家族のままでいればいいよ!

もっともっと、肩の力をぬいて。

そう、伝えてくれていたんじゃないかって。



ケアマネさんの言葉、

そして、

自分の体験からも実感していることですが


医療、介護の現場で働いていても

家族の前では、ただのひと




専門的な知識、
技術、

支えるサービスの情報があったとしても、
 
一個人として、

家族とむきあったときに

さまざまな気持ちが出てきて

仕事をしているときのような行動はとれない。


それって、とても自然なことだと思う。




学校の先生だって、

自分の子育てに悩んでいる方は多いし、


医師、看護師の立場であったとしても、

家族の病に向き合うとき、


仕事をしているときの自分と

プライベートの自分のギャップで苦しんだ、


その話はたくさん聞きます。


実際に、

ブログに寄せてくださる読者さんの

”本音”もそうなんです。


医療、

介護の現場で働きながら

家族を介護している人の悩み。


「仕事ではちゃんとできる。でも家の中ではダメ」

「家族にやさしくなれない。」

「すぐに怒鳴ってしまう」

 
「職場の自分が嘘つきのようで、自分で自分のことがキライになる」

「裏表があるみたいで、自分のことが信じられない気持ちになる」


その声が、たくさん届いています。


「仕事ではちゃんとできる。でも、家では、、、」


わたしもずっと感じていたことだから、

とってもよくわかる!


家族の病、

さまざまな変化を目の当たりにしたとき、

「どうして!?」ショックを受けたり

悲しくなったり、

「しっかりしてよ!」って言いたくなるときもある!


わたしも
怒りがこみ上げてきて

体が震えるほど叫んだこと

何度もある!


家族だからこそ、

冷静にいられない。


家族だからこそ、

できないことってたくさんあると実感しています。


だからこそ、

“第三者”の力、

他の専門職の方々の助けがいる。


だから、断言するのは


家族の前では、

無力な家族のままでいればいい。




現状を嘆いたり、悲しんだり。


自分の無力さをしっかり感じ切ることが

とっても大切だと思うのです。



■ 見栄もプライドも、みんなある!!それが悪いわけじゃない!


■衝撃事件の深層 (産経WEST 2015年9月5日)
「介護ができない」と噂されたくなかった娘の見栄、断罪


http://www.sankei.com/west/news/150805/wst1508050003-n1.html



「自分を周囲の人によくみせたい見栄とプライド」と

この記事のなかに言葉があるけれど、

誰だって

「周囲によくみられたい、思われたい」し

誰だって

「自分のできない部分を知られたくない、見られたくない」

ものじゃないのかな?

だから、
彼女の”感じたこと”を

特別なことだと、

わたしは思えない。



もちろん、

「自分ができないことを知られたくない」

だから

「母親に適切な治療、ケアを受けさせることをしなかった」

見栄やプライドを優先したことは

絶対に許されることではない。


でも、、、

5年近く、

ひとりで家族の介護に向き合って、


誰にも相談できないまま

どんどん孤立していた彼女のことを想像したとき、

「人に頼れなかった」ことは

けして、

見栄やプライドのためだけではなかった思う。



法廷で
ご家族も証言されていたようだけれど、


極端に病院嫌いで、

「人の世話になりたくない」

と言っていたお母様に

寄り添いたい気持ちもあっただろう。


“おとなしくて、まじめすぎる”彼女が
 
「自分の手で家族を守りたい」

この思いもあったとあったと信じたいし


「がんばったけれど、できない」


「でも、できていないことを、人に知られるのが怖い」

理想の自分と

現実の自分のギャップに

苦しんでいたんじゃないかな?

そう思えて仕方ないのです。




■ 「ちゃんとできないのは、あなたのせいじゃない!」
この言葉を届けたかった!!



「クタクタで、
 もう動けない!って思うことあるよね〜」


「家族を介護してたら、家んなか、散らかっちゃうよね〜」



「食事の支度も、時間がかかるし、
 手間暇かけたわりに、食べてくれなかったり!本当ツライ!」



「サービス使いたくても、家族が嫌がったら使えない!
 無理やりはしたくないし、悩む!本当困る!」


「もうしたくない!逃げ出したい!毎日、そう思うよ〜」

「あるよ、あるよ、そういうとき、ある!」


「あなただけじゃないよ。みんな、同じだよ」


家族の介護を経験した人なら

誰でも感じたことがある

これらの言葉が


ひとりで抱え込んでいた当時の彼女に
もし届いていたとしたら

この事件は防げたかもしれない。

今、
そう感じています。



■ エエかっこしぃ、やめませんか?

もう、十分がんばってきた!

もう、十分やってる!
 
だから、
もう、
エエかっこしいを辞めませんか?

いい人ぶるのも、もう終わり!


あかんねん!

ダメやねん!

できへんねん!!!

周囲に、

かーーーっこ悪い自分を見せて

情けナーーーイ自分を出して、


もっともっと、甘えていきませんか??




わたしも、

なんだかんだと、今も悩みあります。

かっこ悪い自分を

人に見せられなくて、うううっってなるときも、

苦しくて、苦しくて、泣き叫ぶ夜もある。


でも、そのとき、
思い出す言葉があるんです。


コーチングの師匠、

宮越大樹が教えてくれた言葉。

「苦しいのは、まだあなたがあきらめていないから」




苦しいのは、

わたしたちが、まだあきらめていないから。

家族の笑顔も、

自分の人生も、

まだあきらめていなから!!!

だから、

あきらめずに、追い求めませんか?

自分の時間を大切にしながら、

家族のことも大切にできる方法を!



苦しい時は、
人に頼るチャンス!



介護をしていることで、

あなたの人生をあきらめないで。



いつでも、

相談してください。

あなたの声を、待っています。




かっこわるい部分も
みっともない部分も
いとおしぃいいいい!くなってきた
うふふなアラフォー女子に
応援のワンクリックぷり〜ず
(● ̄(エ) ̄●)ノ☆・゚::゚ヨロシコ♪



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来週!に迫りました!
初の福岡での開催!


■9月20日 悩みを整理することで、心が軽くなる!
http://www.reservestock.jp/events/80991


■ 9月21日介護のイライラが減る!心理学セミナー
http://www.reservestock.jp/events/80997


20日は、
心理学、
コーチングの知識をベースに

悩みを“見えるか化”
問題が問題でなくなる瞬間を、体感していただきます!


21日は、

イライラする理由を分解!
具体的な対策について、お伝えします。
 

各講座、独立した内容ですが、

20日の内容をベースに、
21日の内容を進めていくため、

連続して受講していただくことで
より理解が深まります。 

※両日とも、
少人数のご参加予定なので、

コーチングセッションも検討中です!
 
介護を卒業された方、
介護経験がない方の参加も大歓迎です!

コーチングって?
カウンセリング?

どんなものか、

気軽に体感しにいらしてくださいね!

コピー

==☆☆=========
これからの活動スケジュール
=============

■ 9月20日(日)福岡
悩みを整理することで、心が軽くなる!
http://www.reservestock.jp/events/80991
 


■ 9月21日(月・祝)福岡
介護のイライラが減る!心理学セミナー
http://www.reservestock.jp/events/80997

■ 9月23日(水・祝)
服薬ケア研究会 第5回大会
(午前中のシンポジュームに参加)
http://www.fukuyaku.net/news/the5thcongress.html


■ 9月26日(土)
話し方の学校 テクニカルコース
卒業スピーチ大会
https://www.facebook.com/events/1594641427466175/

※9月で話し方の学校を完全卒業するため、
参加するのは今回で最後になります。

※チケットを用意いたしますので、
ご興味のある方はお声かけください〜!


■ 10月4日(日)東京
介護をがんばりすぎる心を読み解く!
http://www.reservestock.jp/events/83253


■ 10月17日(土)福岡
”介護のあるある”悩みを話して解決!?
ディスカッションセミナー
 

■ 10月18日(日)福岡
介護のがんばりすぎる心を読み解く!
心理学セミナー


■ 10月26日(月)東京
きょんとりょうとに何きくねん!?
トークLIVE&お茶会&ディスカッション
http://www.reservestock.jp/events/83657


■ 11月23日(月・祝) 東京
介護に疲れたとき、心が軽くなるヒント 講演会
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=お詫び=

8月23日(日)
東京、蒲田で開催した講座に、
午後からご参加希望でお越しくださった方で

予定時刻に会場扉が開いていなかったため、
おかえりになられた方がおられたと、

午後から参加してくれた友人が
教えてくれました。

午前の予定が延び、
午後の開始時間を30分遅らせたため
扉の鍵を閉じたままでした。

お越しくださったお気持ち
お時間を踏みにじる形になったこと、
お詫びのしようもありません。
本当に申し訳ございませんでした。 

今後は、
当日の連絡方法を整えて、
このようなことが二度とないよう、
善処につとめます。

当日、お越しくださった方
べっぴんな女性だったそうです。

ぺっぴんさんが、もしこれを読んでおらえたら
「せっかく行ったのにっっい!」

「あほ〜!がっかりしたわ!」こと、

もし、ご連絡いただけるとうれしいです。

kyonchan_kaigo@excite.co.jp
お待ちいたしています。


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プロフィール

橋中今日子 (滋賀のきょんちゃん)

Author:橋中今日子 (滋賀のきょんちゃん)
介護者メンタルケア協会代表
カウンセラー
メンタルコーチ
理学療法士

理学療法士・リハビリの専門家として病院に勤務して14年目。
脳性麻痺の方、
脳血管障害の方の
リハビリを中心に仕事をしてきました。
家族関係、
人間関係に悩んだのをきっかけに、
心理学を学び始めました。

[プライベート]
認知症の祖母と要介護5の母と知的障害の弟との4人暮らし。
H28年に重度身体障がいの母を看取り、
現在は、認知症(要介護3)の祖母と、知的障害の弟(A判定)との3人暮らし。
一時期は疎遠になっていた姉に協力してもらえいながら
介護歴22年目の年がはじまりました。

21年間の介護経験と
3年間でのべ500件以上寄せられた
介護に関するお悩みから見えてきた
「介護離職しない」
「介護疲れを予防する」
「介護で自分のしあわせをあきらめない」
ためのヒントをまとめた本、
「がんばらない介護」が
3月17日
ダイヤモンド社より出版されました!

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